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住宅再生事業
注文住宅事業

住宅再生事業理想から生まれた
『新築そっくりさん』。
リフォームの常識を変えた。

阪神・淡路大震災をきっかけに誕生した、住友不動産のリフォーム『新築そっくりさん』。「地震に強く、しかも安価に、建替えをせず住宅を再生できないだろうか」という理想が起点になった、1棟丸ごと再生させる新しいリフォームの形です。
震災後、耐震補強のニーズが高まる一方で、当時のリフォーム業界は「実際に施工してみないと費用がわからない」という不透明な価格が顧客側の大きな不安や不満になっていました。そこで、高水準の工事品質はもちろんのこと、完全定価制、つまりは明朗会計にこだわり、1996年に販売をスタート。新聞で初めて事業が紹介され、本社の電話回線がパンクするほどの反響があったあの日から、年々倍のペースで事業は拡大。2012年には他社に先駆けて、全国展開を果たしました。

この『新築そっくりさん』は、これまで「建替え」と「部分リフォーム」の選択しかなかった業界に新しいジャンルを確立。サービス開始から25周年を迎えた今もなお、建替えよりも低コスト、かつ地震大国でも安心して暮らせる強く美しい住まいに再生させる、という点が高く評価されており、累計の受注棟数は16万棟を突破（2022年11月末現在）し、住友不動産の3本目の事業柱として、今後も確実な成長が見込まれます。住友不動産のリフォームは、戸建だけではありません。マンションリフォームにおいてもそのノウハウを活かし、『新築そっくりさん』が得意とする骨組以外を丸ごと替えるスケルトンリフォームを柱とし、中古マンションの増加を背景に売上高は2014年度より10年連続で業界No.1^※1を誇っています。2021年12月には、CO２削減を目指し断熱性能が低い既存住宅であっても、新築住宅の省エネ基準^※２と同等の断熱性能が確保できる、「高断熱リフォームプラン」を販売開始。同プランは家１棟まるごとでも、1階だけでも、お部屋単位でも施工することが可能で汎用性が高いのが特徴です。日本国としての目標である2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、約5,000万戸の既存住宅ストックの断熱性の改修を促進することは必要不可欠であり、このプランにより住宅ストックの長寿命化、脱炭素社会の実現に大きく寄与することとなるはずです。

※1 リフォーム産業新聞社調べ　※2 平成28年省エネルギー基準に対応

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注文住宅事業手掛けるのは、
総合デベロッパーだからこその
発想が詰まった戸建注文住宅。

デザインを外部の専門会社に任せることなく、自らが発想することによって他社にない商品づくりにこだわる住友不動産。オフィスビル、マンション、リフォームなど幅広いジャンルでグッドデザイン賞を受賞していますが、その第一号は注文住宅『J・URBAN』です。狹小敷地という限られた空間の中で、プライバシーを守りつつも開放感のあるデザインによって「狭くても広い家」を実現し、都心における「中庭」付き一戸建てという新ジャンルを切りひらいたことが評価されました。そこには、オフィスビルやマンションの開発を手掛けてきた総合デベロッパーならではの発想が詰まっています。ほかの住宅も同様。ガラスを多用した個性的でモダンな外観、高級マンション並みのハイグレードな設備、制震システムやパワーパネル（特許取得済み）など。総合デベロッパーならではの斬新なデザインや仕様を積極的に取り入れ、戸建のフィールドにも新しい風を吹かせています。

2021年には、新商品と新しい販売手法を展開しました。新商品の住友不動産「みらいの家」は、①「初期費用ゼロ」で太陽光発電システムの導入とメンテナンスをサポート、②ＡＩにより家庭内の使用電気を効率よく管理するシステムの導入、③災害時に電気・飲料水・生活用水を約3日間確保可能にする設備の導入の3つの特徴を持ったものになっており、環境と暮らしを守る戸建て住宅です。販売方法では、グループ会社の住友不動産販売のデータベースを活用し、土地をお持ちでないお客様に対しスピーディに土地をご紹介し、さらには建築士も常駐することで、その場でプランを作成。ワンストップでオーダーメイド住宅を提案できるような「注文住宅ショールーム」をオープンいたしました。今後も、戸建て住宅業界のトレンドをいち早くキャッチし斬新なアイデアを取り入れた事業展開をしていきます。