苦労は自分が成長するチャンス。
Profileプロフィール
2019年入社
注文住宅
建築設計研究科卒
埼玉県出身
私は建築設計の専門学校で設計関係の仕事を目指していましたが先生からの「まずは現場を見たほうがいい」というアドバイスにより、住宅施工管理の仕事に就きました。家を造るこの仕事の楽しさや、やりがいを感じ「この仕事をずっと続けるのも悪くないかも」と最近思い始めているところです。住友不動産を選んだ理由は、手がける建築物のデザインが他社に比べて美しいと思ったこと。そして「注文住宅を扱いたい」という希望を叶えられる職場だったからです。
Q1今、どのような業務をされていますか?
約10棟の現場を回り、
安全巡視や
打ち合わせ
などを行っています。
今週はまず、今いる現場の型枠検査を行いました。型枠検査とは、コンクリートを型枠に流し込む前に、位置や高さが正しく配置されているかどうかをチェックする作業です。これが設計通りに配置されていないと建物の強度が満足に得られないため、私を含む複数名で慎重に確認しました。
そのほか、上棟会の準備や、各現場の巡回などを行いました。
入社しばらくはひとりの先輩社員に付いてさまざまな現場を回り、仕事の進め方を学んでいきます。先輩と一緒に回る物件と自分の名前で担当する物件合わせて約10棟を同時に担当しています。それぞれの現場は週に一度は必ず訪れ、安全巡視や職人さんとの打ち合わせなどを行っています。
自分の名前で物件を担当できるようになるタイミングには個人差がありますが、二級建築士の資格があるとその時期は早まります。入社2年目ぐらいから自分の担当物件を1棟持ち、3年目から2〜3棟に増えるケースが多いです。昇格試験に合格すると給与体系が変わるとともに、自分の名前で担当できるようになります。
Q2入社後、どのようなことに苦労しましたか?
廊下や段差の
バリアフリー化に
苦心しました。
技術的に一番大変だったのは、車椅子をお使いになるお客様の家を担当したときです。お客様がスムーズに移動するための廊下幅の確保や、家の中の段差をいかになくすかなど、大変苦心しました。
着工当初から営業担当や職人さんと何度も打ち合わせを積み重ね、先輩社員の助言も大いに借りて、どうにか竣工まで持っていけたときは、苦労が大きかった分、喜びもひとしおでした。
その例に限らず、注文住宅では常に「ここがうまく納まらない」といった問題に直面しますので、毎日が苦労の連続で毎日壁を乗り越えていく感じです。でも、つらさは感じません。そうした苦労はすべて、自分が成長するチャンスだと思っています。
Q3将来の目標はありますか?
当面の目標は、
上司に少しでも
近づくことです。
自分の将来について今、迷っているところです。入社前は「設計をやりたい」と思っていましたが、施工管理の仕事が想像以上に楽しいので、設計と施工管理のどちらに進むかという迷いが自分の中で生じています。すぐに決断を下すのは難しいですが、今の仕事で一人前になってから、自分の進路を改めて考えてみようかと思っています。
当面の目標は、上司に少しでも近づくことです。現在2人目の上司にお世話になっていますが、お2人のいいところを吸収し、なおかつ自分の個性も活かしながら、早く一人前になりたいです。
就活生に向けたメッセージ
私は専門学校では、歴史に残るような建築物のことばかりを勉強してきて一般的な木造住宅についてはほとんど学ぶ機会がなかったため、入社当初は戸惑うことが多かったです。現場に入ると初めて聞く専門用語ばかりが飛び交っていて、「ほとんどゼロスタートだな」と感じたものです。これから住友不動産への就職を考えている方は、学生時代のうちに、マイホームやリフォームに関する専門書や雑誌などで、一般的な木造住宅に関する知識にふれておくと良いかもしれません。
One Day Time Schedule一日の流れ
自分の担当している現場のうち、1日に5~6件を回ることもあります。
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9:00
現場に直行し、安全巡視・検査などを行う通常、午前中で2~3棟ほどの現場を回ります。
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12:00
職人さんらと共に昼食
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13:00
継続して、安全巡視・検査などを行う午後からさらに3~4棟の現場を回ります。
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17:00
事務所へ戻り、事務処理や打ち合わせを行う
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19:00
退社