
新会社を「住まいのよろず屋」として認知される会社へ。住友不動産グループの新たな価値創造。
新会社を「住まいのよろず屋」として認知される会社へ。住友不動産グループの新たな価値創造。
住友不動産ハウジング(出向)
企画本部 改革推進室
岡 勇輝 2019年入社
※所属は取材当時のものです。
PROFILE
大学では社会福祉学を専攻。人々の身近な生活に影響を与えるような仕事に携わりたいとの思いからデベロッパーを志望。当時実家マンションを『新築そっくりさん』でリフォームした際に、開発だけでなく再生という選択肢があることの価値を実感し住友不動産への入社を決意。入社後は、都市開発事業本部で用地仕入れや既存ビル共同オーナーとの折衝などを担い、入社7年目の2025年4月に新会社・住友不動産ハウジングへ出向。企画本部改革推進室に所属し、変革期にある新会社での様々なミッションに取り組む。

出向初日から任されたのは、リフォーム・注文住宅両部門の統合店舗出店の検討。
部署が変わっても仕事への取り組み方は変わらなかった。
2025年4月に設立された住友不動産ハウジングは、住友不動産の注文住宅事業とリフォームの『新築そっくりさん』事業を分社化して生まれた会社です。新築・中古にかかわらず、住まいのあらゆる課題に対しオーダーメイドという切り口でお客様にご提案できるという、今までにない特徴が当社にはあります。また“不動産”ハウジングとあるように、土地やマンションなどの資産をご所有でない方も含めて、不動産仲介やインテリアコーディネートをはじめ総合不動産会社としてのグループの総合力を発揮できる点が、競合他社にはない大きな強みです。成長余地のある既存住宅マーケットにおいて、こうした強みを最大限発揮しながら、売上を昨期比1.5倍の3,000億に伸ばすことを目指しています。この成長事業における新会社設立というタイミングに携われる機会はまたとないと思い、自ら手を挙げて出向を決意しました。
異動初日に課せられたミッションは、この両部門を統合した新店舗の出店について検討することでした。現状は全国の各エリアで別々の店舗を展開していますが、一つの会社として統合し新築・リフォームの両面でお客様にご提案していくためにも、両部門の拠点統合は急務のミッションです。当時の私は、どのようなショールームを作るべきなのか、コスト効果をどう考えるか等、何も分からない状態ではありましたが、現地の営業統括や設計課長などに意見をいただきながら走り出していました。なかでも苦戦したのは出店地の選定です。特に地方エリアでは駅前のビル等ではなく、国道沿いのロードサイド店舗のほうが集客効果が見込まれると考え出店する土地を探していましたが、良い立地は表に出ておらず、簡単には物件が見つかりませんでした。そこで、前部署でも経験していた土地探しの原点に立ち返り、ある関西地方の都市に自ら赴き適切な用地を探していたところ、国道沿いに空き工場と駐車場が隣接した敷地に出会いました。状況からすると地主さんは土地の利用方法に困っているのではないかと目を付け、直接地主さんの事務所にお伺いしたところ、先方もタイミングよく経年劣化により閉鎖した工場敷地の有効活用を考えており、トントン拍子で話が進み土地をお貸しいただけることになりました。前部署では「仕事の結果は【考え方×熱意×能力】の掛け算で決まる」という言葉をモットーに仕事に取り組んできましたが、部署が変わった後も、経験がないなりに結果を出すための手段を考え、熱意をもって行動したからこそ一定の結果が出せたものと実感しています。

住宅事業未経験の自分にしかできない役割をこなして、会社を動かしていく。
持続的成長戦略を掲げる住友不動産グループのなかで、ハウジング社は顧客本位の仕事を通してお客様目線でのベストな提案ができる組織になることが求められています。そのために営業拠点の統合だけでなく、営業体制の見直し、不動産仲介のステップ社をはじめとしたグループ会社との連携強化、競合他社やマーケットの分析、新商品・ブランディングの検討など、やるべきことは多岐にわたります。そのすべてが私が日々取り組んでいる仕事であり、業務範囲に限りはありません。
会社の変革を担う仕事をしているなかで、住宅営業経験のない入社7年目の自分ができることは何か。日々考えているなかで、既存の考え方ややり方を違った角度から見つめ、積極的に問題提起をしていくことが自分にしかできない役割なのではないかと考えています。30年以上の歴史がある両事業ですから、長年携わってきた方々には見えていない課題が必ずあるはずです。それを経営陣の方々にも積極的に提言し、意見を交わすことのできる環境に身を置かせていただいています。当然、的外れな提言では話になりません。入社以来「知識は説得力」と教えられてきましたが、その言葉を胸に日々知識の習得に励みながら、説得力の伴う提言を続けていきたいです。
もう一つ意識していることは、自ら現場に踏み込みマネージャーや営業マンとの関係性を築くことです。たとえば、営業現場の方々が会社の経営陣に話す内容と、多くの場合年下にあたり経験のない私に話す内容は当然変わってきます。もし経営陣にはなかなか言い出しづらいような悩みがあって、それを私が拾い上げることができれば、現場で起きている課題の本質にたどり着くことができるかもしれません。日々そうした意識をもって皆さんとコミュニケーションをとるようにしています。ただ一方的に質問をしたり、現場からの意見をそのまま吸い上げたり、といったうわべのコミュニケーションではなく、時には仕事以外の話もしながら多くの時間を過ごし、立場関係なく本音を語り合えるような関係を築くことで、また一つ自分だからこそできる役割をこなせるものと考えています。
これは住友不動産の総合職全般に言えることかと思いますが、必ずしも人に決められた仕事や与えられた役割があるわけではありません。今の私も、まだまだできていないことばかりですが、やれない仕事はないと思っています。日々の様々な仕事を通して新会社を動かしていき、住友不動産ハウジングを「住まいのよろず屋」として世間に認知され、人々に頼ってもらえるような会社にしていきたいと思っています。







