
会社の成長も、お客様の人生も。考え抜いた先に、理想の建築は生まれる。
会社の成長も、お客様の人生も。考え抜いた先に、理想の建築は生まれる。
分譲開発事業本部 事業計画部
岡村 拳斗 2018年入社
※所属は取材当時のものです。
PROFILE
大学院では建築環境工学(光環境)を専攻。「建物への想いを反映できる仕事がしたい」と考える中、東京に多数の自社物件を保有する基盤や事業の成長性に魅力を感じ、住友不動産を志望する。入社後は一貫して分譲部門に携わり、商品企画、計数管理、契約などのDX推進、会員サイトの立ち上げなどを担当。現在は大規模複合開発を含めた商品企画に携わる。

全社の成長戦略まで考え、企画する。
“任せる風土”で培われた、経営視点。
デベロッパー業界は今、用地取得機会の減少や工事費の高騰といった市場環境の大きな変革期を迎えています。そんな中、別組織として運営していた住宅分譲事業本部と用地開発事業本部が統合し、2025年10月に発足したのが分譲開発事業本部です。これまで縦割りだった部門の壁を取り払い、土地の仕入れから企画、販売までを一貫して行えるような体制へと変革しました。全員が用地担当と開発担当両方の視点を持つことで、分譲マンション事業に限らず、より多角的な事業展開を目指しています。
私が現在担当しているのは、大規模な複合開発や再開発を含む、分譲マンションの商品企画です。プロジェクトを立案する際は、「素晴らしいものを提供する」という想いはもちろん、会社の成長を見据えながら、「どのようなアセットを、どのタイミングで供給すべきか」という経営戦略まで考えます。そのうえで役立つのが、過去の様々な部署での経験です。入社以来、分譲マンションの商品企画からDX推進、会員サイトの立ち上げまで、幅広い経験をしてきたからこそ、全社的な視点を持って仕事にのぞむことができています。
経営視点を養う上では、若手のうちから幅広い業務と責任ある仕事を任される環境も、大きく役立ったことです。私自身、1年目で『シティタワー虎ノ門』の商品企画を任された経験と学びが、現在も企画をする上での礎となっています。役員との距離も非常に近く、会議のとき以外にも日常的に副社長へ相談に行き、企画素案へのアドバイスをいただくことも多々ありました。経営陣から直接フィードバックをもらえる環境は、住友不動産ならではです。若手のうちから幅広い経験と知識を吸収できる風土があるからこそ、業界の一般的なキャリアと比べても、圧倒的な成長ができていると実感しています。

汗をかいて得た情報が、“究極のお客様目線”の商品を生む。
マンションを企画する際、もう1つ大切にしていることが、徹底したお客様目線です。例えば、プロジェクトの企画段階では「その土地に対してどのような建物が必要か」から深く掘り下げリサーチしますが、デスクでデータ収集をするだけでなく、実際に現地へ足を運び、それぞれの時間帯でどんな人がどれだけ歩いているのか…ということまで自分の目で把握します。土地の可能性とそこに暮らす人々の営みを肌で感じ取ることで、数字だけは見えなかった景色が広がるようになるのです。
直近で担当したマンションの企画の際も、部屋の間取りから収納の数、天井の高さといった細かい仕様や設計に至るまで、お客様目線を追求しました。例えばゴミ置き場1つとっても、適正な広さや運用方法を探るため、都内にある住友不動産のタワーマンションについて、各階のゴミ置き場を朝から夜までかけて複数物件を訪問しました。実際の量やゴミ箱の大きさなども把握することで、入居した後のことを鮮明に想像したうえで設計に落とすことができました。
こうした地道な業務は、一見デベロッパーの華やかなイメージとはかけ離れているように感じるかもしれません。しかし、コンサルティング会社に調査を任せ切らず、自分の足で現場を訪れたからこそ、得られる情報があります。お客様のリアルな声やニーズを深く理解することで、社内会議での提案にも説得力が生まれますし、“究極のお客様目線”での商品開発ができるのです。私たちが手掛ける建物は、お客様が人生の大半を過ごす場所であり、街の景観を長期にわたって彩るものです。だからこそ、細部にまで妥協をせず、こだわり抜くことが重要です。この地道な努力が、心から喜んでいただける商品を生み出し、お客様から確かな信頼を得ることにつながると信じています。







