トップメッセージ
代表取締役社長
仁島浩順
皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
「第九次中期経営計画 」最終年度の2024年9月中間期の業績は、オフィスビル賃貸や分譲マンション事業が最高益を更新して業績を牽引した結果、営業利益、経常利益、純利益はいずれも中間期の過去最高を更新、通期業績予想に対する利益進捗率は約6割に達しており、4期連続の経常最高益と、12期連続の純利益最高益の達成に向けて順調な進捗となりました。
この業績を反映し、2024年9月中間期の配当は予定通り1株につき35円(前年比6円増配)とさせていただきました。また、2025年3月期の年間配当金は、2024年5月に「年10円の持続的増配」とした累進配当を継続し、1株につき70円(期末配当予想35円)を予定しております。
当社は昨年来、コロナ収束・国内外の大型案件始動という新たな経営環境を前提とした「持続的成長戦略」の基本方針を二度に亘り表明させていただきましたが、おかげさまで投資家をはじめとするステークホルダーの皆様より多くの反響を頂戴いたしました。今般、「一過性のサプライズではなく着実な長期にわたる安定成長」を目論む当社の方針を、皆様により一層ご理解いただくため、今後着実に国内外で増大していく保有稼働資産や保有意義の薄れた株式の持続的成長に向けた活用方針、ならびに、来春より始まる「第十次中期経営計画」の策定にあたり、ハウジング事業と不動産仲介事業を新たに注力・強化を企図する分野としてグループ経営新体制を構築することの3点について取り纏め、『「持続的成長戦略」を着実に進めるために』として公表いたしました。
当社は、市況改善が続く東京のオフィスビル賃貸事業を中心に成長投資を継続しつつ、分譲マンションに加え、リフォームや注文住宅、不動産仲介などの住宅関連事業の強化に積極的に取り組み、「グループ全体での持続的成長の実現」を目指してまいります。
皆様におかれましては、今後とも末長いご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2024年12月
代表取締役社長