トップメッセージ

代表取締役社長
仁島浩順
皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は、2022年4月より「第九次中期経営計画」に取り組んでおります。
計画初年度、2023年3月期の業績は、コロナ禍やウクライナ情勢など混沌とした経営環境下ではありましたが、オフィスビル賃貸や分譲マンション事業が堅調に推移したのに加え、新築そっくりさんや注文住宅などの完成工事部門、中古マンションなどの仲介部門がともに最高益を更新するなど、主要4部門すべてにおいて営業増益を達成し、中計の目論見通り「グループの総合力」によって、2期連続の経常最高益と、10期連続の純利益最高益を達成することができました。
その結果、計画初年度は、売上、利益ともに3ヵ年累計目標の概ね3分の1を達成し、お蔭様で「第九次中計」は順調な滑り出しとなりました。
この業績を反映し、2023年3月期の年間配当金は予定通り一株につき「年7円増配」の52円(うち、中間配当24円)とさせていただきました。次期(2024年3月期)も同様に年7円増配の59円(うち、中間配当29円)を予定しております。
計画2年目の2024年3月期は、引き続き主要4部門すべてを増収増益とし、11期連続の純利益最高益を目指してまいります。当社は、コロナが漸く収束に向かい、経済活動の正常化が期待される中、更なる企業価値の向上を目指すべく、直近の社会、経済情勢の変化を考慮し、あらためて「持続的成長のための基本的な経営戦略と中長期見通し」を取り纏め、「経常利益3千億円突破を次期中計で前倒して目指す」とした業績見通しや、利益分配の考え方、成長投資、ガバナンス、資本効率などについて、公表しました。
当社は、これらの基本的な方針・戦略のもと、持続的な企業価値の向上に向けた取り組みを着実に進めてまいります。
皆様におかれましては、今後とも末長いご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2023年6月
代表取締役社長
