撮影日 2016年11月
東京都西東京市
団地再生計画の課題である新旧住民のつながりの希薄さや街区ごとに留まった街づくりを脱却し、この地に受け継がれてきた「地域を良くしていこうという想い」を大切にし、過去に学び、未来に向けて「先進都市ひばりが丘」を紡いでいく。そんな思いが始まりです。日本初の「事業パートナー方式によるPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)手法」を取入れ、UR(官)・デベロッパー(民)それぞれが持つノウハウや技術を共に活かし、長期に渡り関わる事で住民主役の街づくりをサポートすることを目的に「一般社団法人まちにわひばりが丘」が設立されました。
受賞番号 | 16G151165 |
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受賞対象名 | 地域・コミュニティづくり[まちにわ ひばりが丘] |
部門/分類 | 地域・コミュニティづくり/社会貢献活動 |
受賞企業 | 一般社団法人まちにわ ひばりが丘(東京都) 大和ハウス工業株式会社(大阪府) 住友不動産株式会社(東京都) 株式会社コスモスイニシア(東京都) オリックス不動産株式会社(東京都) 独立行政法人都市再生機構(神奈川県) HITOTOWA INC.(東京都) |
所在地 | 東京都西東京市 |
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仕様 | デベロッパー4社とUR都市機構により、住民とともにエリアマネジメントへ取り組む為設立された一般社団法人。 2014年6月より街づくり活動をスタートさせ、4社のデべロッパーの社員が理事・監事及び事務局として「まちにわ ひばりが丘」の運営を行い、2020年より住民主体へと移行していく。 |
プロデューサー | 一般社団法人まちにわ ひばりが丘 理事 松岡 康成 |
ディレクター | HITOTOWA INC. 荒 昌史、髙村 和明 |
デザイナー | 大和ハウス工業株式会社 住友不動産株式会社 株式会社コスモスイニシア オリックス不動産株式会社 独立行政法人都市再生機構 杉山恒産株式会社 アーキテクチャー・ラボ 株式会社入江三宅設計事務所 |
審査員コメント
日本住宅公団が1959年に造成した大規模団地の住民参加型の再生プロジェクトを、大手デベロッパー4社とUR都市機構が連携して、持続性のある取り組みとして展開していることを高く評価した。老朽化していたテラスハウスをリノベーションして、カフェや集会所のある「ひばりテラス118」を開設。そこでの収益がプロジェクトの持続性を高めている。共同農園づくりやカーシェア、各種イベントや雑誌づくりなどきめ細かな取り組みが行われて、今後、こうした取り組みに住民からボランティアとして募った「まちにわ師」がどれだけ主体的に貢献していくか、その仕組みづくりに期待したい。