
撮影日 2025年9月
東京都足立区
大規模工場跡地の土地利用転換に伴い、官民協働で地域住民の意見を取り入れながら進められたまちづくりの一環として計画された集合住宅です。街と水辺をつなぐ動線を整備し、にぎわいの創出を図りました。また、平時は憩いの場として親しまれ、災害時には一時避難場所として機能する高台の広場を設け、「うるおい・活気・安全なまち」の実現を目指しました。タワー状住棟の採用と、前面道路に対して角度をずらした配棟により、風の通り道を確保するとともに、周辺街区との見合いを軽減。更に、この配棟で生まれた空地を活用して緑豊かな広場を整備し、良好な地域環境づくりに貢献しています。
豪雨による水害が頻発する近年、堤防の整備・更新は各地で喫緊の課題となっている。一方、従来型のカミソリ堤防は街と水辺を分断し、景観を損なうだけでなく、住民の水辺への意識を希薄化させるといった課題も抱えている。 本計画では、水害対策に必要な高さまで敷地全体を嵩上げし、水辺とつながる地域に開かれた広場として再整備することで、防災性の向上と良質な水辺空間の形成を両立している点を高く評価したい。官民協働によるまちづくりのなかで、地域住民の意見を取り入れながら実現した点も意義深い。 本計画を先行モデルとして、隅田川沿岸に美しい水辺と高い防災性を備えた空間が連続的に整備されていくことを期待したい。
| 受賞番号 | 26G130971 |
|---|---|
| 受賞対象名 | シティタワー千住大橋 |
| 部門/分類 | 建築(中〜大規模集合・共同住宅)受賞 |
| 所在地 | 東京都足立区 |
|---|---|
| 構造 | 鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造 |
| 階数 | 地上42階 |
| 戸数 | 462戸 |
| 竣工 | 2025年5月 |