Interview

税理士

自ら「決める」事業会社の税務。
未経験でも活躍できる場所で、
多彩なスキルとキャリアを描こう。

Profile 企画本部管理部経理課

住友不動産グループの会計・税務全般を担当する税理士チーム。30代のキャリア採用者を中心に構成され、税金申告などの日常業務と合わせて現場のデジタル化などにも取り組む。

税理士資格をフルに活かし、
総合不動産デベロッパーを支える。

1949年に設立された住友不動産。現在は多数の関連会社を抱える総合不動産デベロッパーに成長していますが、オフィスビル事業や分譲マンション事業、戸建てからリフォーム、そして大規模再開発など事業が拡大していくにつれて単体/連結決算・監査対応など高度な会計・経理業務が必要となり、バックオフィス体制にも力を入れ、グループの経営を支えています。なかでも管理部経理課は「税」のプロフェッショナル集団です。
主な業務内容は、当社グループの法人税・消費税・その他の税務申告、勘定整理、不正検知。会計上の見積計算、それらに関わる各部門からの相談対応です。スポットライトが強く当たる職種ではありませんが、ひとつとして同じもののない用地取得や再開発事業を税の面から支え、税務調査対応や海外への送金対応までをトータルに担います。スムーズかつ適正な事業の進行になくてはならない存在です。

メンバーのキャリアは多種多様。
前職の知見を活かし、助け合って働く。

税務担当社員のキャリアは多彩です。他企業の管理部や税理士法人を経て入社したメンバーはもちろん、M&A仲介会社のコンサルタント出身者も在籍しています。しかし彼らは「不動産企業」未経験。不動産は業界・業種を問わず関わりがあることの多い税務分野であるため、広く門戸を開いてきました。
そのため、ほとんどのメンバーが、入社後に定例ミーティングなどを通じて不動産の税務に関わる専門知識を身に着けていきました。だからこそ、業務において周囲との連携が何よりも大切です。当社税務の仕事はたった1人で完結するものではありません。自分の業務の前後には必ず他の人の業務があるため、定例ミーティングや引き継ぎ時のコミュニケーションにより、スケジュールや業務内容、取引の背景などの情報共有を綿密に行っています。もちろん分からないことがあった際には、質問やアドバイスが飛び交うことも少なくありません。
また、上場企業の安定した経営基盤とワークライフバランスも魅力の1つです。一般的な税務職の年間カレンダーと同様、当社も決算期および法人税の申告時期は業務量が増加しますが、瞬間的にも勤務時間超過とならないようチーム内で調整する体制を組んで備えています。キャリア採用者が集まる現場だからこそ、前職で培ったさまざまな知見を持ち寄りながら、課内一丸となって業務に取り組んでいます。

グループ一丸となる挑戦の先で、
豊かな未来を築くために。

税理士として、正確な税金計算をくり返していくことは当然大切です。しかし、私たちがそれ以上に重要視しているのは事業への理解。当社の事業について理解が不十分では、他部門や他グループ会社の方からの相談や依頼に対して的確な回答をすることできません。当社税務は、事務所に所属する税理士のようにクライアントの要望に対して選択肢を与える仕事でなく、自ら選び・決めていく仕事です。長期にわたる街づくりにプロジェクトの当事者として関わる責任感や、その先で待っている達成感は、当社だからこそ味わえるものだと言えるでしょう。
現在は六本木5丁目の再開発、インド・ワーリー地区での開発と、私たちにとって前例のない案件が動き出していることに加え、デジタルツールの活用による業務効率化の推進など、経理業務を取り巻く環境は大きな変化の渦中にあります。情報システム部門を巻き込んだDX推進や、まだ当社税務の誰も経験したことがないような投資規模の大きな国際的プロジェクトを成し遂げるためにも、当事者として伴走する税理士の力は欠かせません。
また、個人として描ける未来も多様で、税理士としてスキルアップしていくだけではなく、現在の会計課長が税務出身であるようにマネジメント層へのステップアップを目指すこともできます。未来に向けて成長を望むことは、グループも個人も同じです。積極的に挑戦し、変革を求める姿勢が、豊かな未来を築き上げていくことに繋がっていくのです。

Read more 職種詳細を見る