西新宿エリア

竣工当時、日本で初めて高さ200mを超えた「新宿住友ビル」をはじめ、西新宿エリアにおいて業務・住宅・商業などで構成される大規模開発を多数手掛け、エリアの発展拡大と複合都市形成を推進しています。

西新宿八丁目成子地区第一種市街地再開発事業

西新宿に相応しい業務、住居のを複合街区整備と地域の防災向上を目指した街づくりです。

本事業は、青梅街道に面し新宿新都心に近接した約2.5haにおよぶ広大な施行区域に、地上40階のオフィスを中核に、住宅、イベントホール、商業と異なる機能を融合させた4つの施設で構成される総延床面積約18万㎡の大規模複合開発です。副都心に相応しい高度利用を図った街区の形成と施設整備とともに、地域の防災性向上に寄与した災害に強いまちづくりを行っています。

物件概要

事業名称
西新宿八丁目成子地区第一種市街地再開発事業
所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1他
敷地面積
約19,600㎡
総延床面積
約180,000㎡
建物規模
地上40階、地下3階/地上11階 他
用途
事務所、共同住宅、イベントホール 他
竣工
平成23年12月

事業のあゆみ

昭和59年
再開発研究会設立
平成 7年
準備組合設立
平成15年
都市計画決定
平成16年
再開発組合設立
平成20年
権利変換計画認可
新築工事着工
平成23年
竣工

街づくりの経緯 地区の位置と従前の状況

当地区がある成子坂上と呼ばれるあたりは、かつて通り沿いに商店が建ち並び映画館もあったほど賑わいが多く見られましたが、新宿副都心エリアが大きく発展したのとは対照的に機能更新が滞っていました。青梅街道側とその裏手では、市街地の様相は大きく異なっていました。沿道にはビルやマンションが立ち並ぶのに対し、裏手は道路が狭く、木造建物が密集しており、空家も多くなっていたため、防犯面での心配や、地震や火災などの災害に対する不安が居住者の間にも広がっていました。

従前の地区内

そのような中で、地区の北側において幅員30mの都市計画道路放射第6号線(放6)の整備事業が東京都により推進されると、地元地権者から地区の市街地再開発を求める声が大きくなり「住み続けられる安全・安心のまちづくり」への取り組みが始まりました。 本事業では、土地の高度利用を図った新宿副都心に相応しい街区の形成と最新の業務施設、都心居住の多様性に応える住宅のほか、イベントホールや店舗を配置して賑わいの創出を図っています。また、地域の防災性向上に配慮し、区画道路や一時避難場所となる広場を整備するなど災害に強い街づくりを行っています。

image description 旧税務署通り (放射第6号線)

街区を構成する主な施設

街づくりのポイント 街の課題の解消

複合市街地の形成に貢献する機能導入

街区には、最新の業務施設の他、都心型住宅を配置、さらに地域の賑わいづくりを図るため、かつて商店街があり賑わいを見せていた放射6号線沿道の低層棟他に店舗を、街区中間に位置する高層棟の足元には、多くの来街者を呼び込む多目的ホールを配置しています。

低層棟に設けた店舗
多目的ホール「ベルサール新宿グランド」エントランス

街区再編による道路や広場、緑地の整備

当地区では、放射6号線整備の一部を担うとともに、南北に通り抜けられる生活道路や歩道状空地を整備し、歩行者の安全性と利便性に配慮したコミュニティ道路としての機能を高めるなど、区画道路を再編し、副都心に相応しいまとまりある街区を整備しています。 約2haにわたる面開発の特性を活かし、潤いのある周辺環境の整備と働きやすい街づくりのため、敷地北側に沿って開放的な約4,000㎡の広場を設けています。隣接する成子天神境内の杜と連続する緑のネットワークを形成し、来街者にとって憩いの場を創出します。

開放的な広場

さらに建物の中低層部には約2,000㎡に及ぶ屋上緑化を施し、ヒートアイランド現象の緩和と環境の向上を図っています。

屋上緑化

防災性向上を図った安心安全なまちづくり

街区を構成する中高層建物を免震、制振構造として対地震性能を高めたほか、避難上有効な広場約4,000㎡を整備しています。広場は、災害時には周辺地域の方々の防災拠点となるよう、一団の空間として整備し、併せて仮設トイレ用マンホールや非常用井戸を設置しています。

また、床面積1,400㎡の大型多目的ホール「ベルサール」は帰宅困難者にも開放し、広場と一体とした地域の防災拠点として活用いたします。

多目的ホール「ベルサール新宿グランド」
災害用井戸ポンプ
仮設トイレ

西新宿六丁目西第6地区第一種市街地再開発事業

都心居住の促進と定住人口の回復を図る質の高い住宅と、業務施設等を調和させた複合開発プロジェクトです。

本事業は、地上44階建、総戸数842戸の超高層住宅「セントラルパークタワー・ ラ・トゥール新宿」を中核に、オフィス、イベントホール、地域の生活利便性を高める商業施設によって構成された総延床面積約16万㎡の大規模複合開発です。街区全体には、隣接する新宿中央公園と調和を図った、地域を潤す緑豊かな広場を整備しています。

物件概要

事業名称
西新宿六丁目西第6地区第一種市街地再開発事業
所在地
東京都新宿区西新宿6-13-1他
敷地面積
約12,600㎡
総延床面積
約160,000㎡
建物規模
地上44階/地上17階、地下2階 他
用途
共同住宅、事務所、イベントホール、店舗 他
竣工
平成22年2月

事業のあゆみ

平成 1年
街づくり協議会設立
平成10年
再開発準備組合設立
平成14年
都市計画決定
平成16年
再開発組合設立
平成18年
権利変換計画認可
平成19年
新築工事着工
平成22年
竣工

街づくりの経緯 地区の位置と従前の状況

当地区は、新宿副都心の高層ビル群と十二層通り以西の密集住宅地に挟まれた地域で、周辺では先行して整備が進む地区がある一方、地区内は狭い道路に囲まれ細分化された住宅や低未利用地が多く、空き地や空き家、駐車場が散在するなど、都市基盤の整備がなされぬまま、土地の有効活用ならびに、防災上において多くの問題を抱えていました。

  本事業では、約200名の権利者の方々と共に低未利用地の有効活用・高度利用化を図り、副都心に相応しい質の高い超高層の住宅を中心に、業務、商業機能の調和した都市環境を形成し、都心居住を推進して定住人口の回復を図ることを目的とした街づくりを行ってきました。総戸数842戸の都市型住宅に加え、オフィス、生活支援施設、賑わいを創出する多目的ホール、地域に潤いを与える広場で構成された、総延床面積16万㎡の西新宿における新たな大規模複合開発を実現しています。

住宅の密集する従前の様子

<建築中の様子>

街区を構成する主な施設

  • 住宅 セントラルパークタワー
    ラ・トゥール新宿
    施設の詳細
  • オフィス 住友不動産
    新宿セントラルパークビル
    施設の詳細
  • イベントホール ベルサール
    新宿セントラルパーク
    施設の詳細

街づくりのポイント 街の課題の解消

質の高い都市型住宅の整備

定住人口の回復を目指す本事業の中核となる住宅棟「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」は、都心かつ緑豊かな公園に隣接する好立地を活かし、子育て支援施設を設置し新たなファミリー世帯の誘導を図るとともに、従前居住者の居住継続をも目指した良好で多様な都市型住宅の整備を実現しています。

生活を支える共用施設として、雨の日でも子どもたちが安全に遊べるキッズルームや、フィットネスルーム、ゴルフレンジ、シアタールーム、コミュニティルーム、スカイラウンジなど充実した施設が設置されているほか、カフェや24時間営業の都市型スーパーマーケットなどの生活支援施設も充実しています。

フィットネスルーム
キッズルーム
「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」
エントランス

緑豊かで開放的な歩行者空間の整備

新宿中央公園の豊かな緑と調和するよう、敷地内の広大なオープンスペースには四季折々の緑豊富な植栽を施し、それらを連続させることによって回遊性のある快適な歩行者空間を整備しています。

緑豊かな整備された歩行者空間

地域に賑わいを創出する施設の整備

複合型の都市環境を形成する当地区に賑わいを創出するため、前面道路沿いに商業店舗を配置、また業務棟の地下には、多くの来街者を呼び込み地域を活性化する最大約960名収容可能な大型の多目的ホールを設置しています。

多目的ホール
「ベルサール新宿セントラルパーク」

地権者様からの喜びの声

  • 義理人情を大切にし、地権者の意向を最優先に尊重。
    再開発のパートナーを
    住友不動産に決めて、本当によかった。
    中野様
    再開発事業や事業パートナーである住友不動産の印象は?

    当地区の再開発事業は、30年前に「民間再開発」をやろうと地権者有志が集まり始まった。その後、大手商社や大手ゼネコンを中心に事業を進めていたが、バブル崩壊にも巻き込まれ事業がとん挫し、法定再開発へと形を変えた。実行力のあるデベロッパーと事業をやりたい!との思いから、住友不動産をパートナーに選んだ。

    パートナー選びの際、デベロッパー5〜6社が手を挙げた中、「住友不動産」に決めた最大の理由は、新宿での開発実績やその着工力を評価してのものだった。長年、難航していた西新宿の他の再開発事業(現在の住友不動産新宿オークタワー)を着工させたという実績を高く評価した。また、それまで積み重ねてきた地権者の想いを先ず尊重してくれたことも大変感謝している。
    住友不動産が入ってから、再開発事業は大変スピーディーに進んだ。住友不動産を事業パートナーに選んで本当に良かったと思っている。

    担当者も、片山さん、浅井さん始め「誠意ある人」ばかりだった。さらに、異動で部署が変わっても「再開発の担当」は変わらずに継続されていた。複数の反対者それぞれに対しても折衝を継続し、全面解決してくれた。地権者からみれば担当者は不変。その企業姿勢は高く評価できる。

    今回の事業を通じて、住友不動産は、義理人情を大切にする会社だという印象を受けた。これらは再開発事業には欠かせないポイントだ。組合事務局の大手商社のメンバーも、住友不動産の担当者を高く評価していた。

    完成した再開発ビルとマンションについての印象は?

    敷地内の自然や緑をうまく活かした中に、住宅、オフィス、イベントホール、店舗が「動線が交わらないよう」工夫して配置されており、それぞれの独立性が保たれて、素晴らしくグレードの高い建物となっている。

    自分は別の場所に自宅があるが、このマンションがとても快適なので、今は自宅へは週1回程度しか帰らなくなった。セキュリティ・利便性・居住性どれをとっても素晴らしい。エントランスが立派なのも住民の自慢だし、四季を感じる自然豊かな庭を散歩するのも大きな楽しみだ。隣接する新宿中央公園も、良い借景・くつろぎの場所になっている。

    もともと新宿は便利なところで、高級品や大きな買い物は新宿駅周辺のデパートなどへ出れば良いのだが、敷地内に24時間スーパーがオープンして、日常の買物の面でとても便利になった。マンションの住民やオフィスワーカーのみならず周辺の地域住民の方々も喜んでいる。共用施設のフィットネスジムやゴルフレンジも愛用させてもらっています。

    今後、三角ビル(新宿住友ビル)のリニューアルが予定されていると聞きました。新宿の一住民としても大いに期待しています。

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